はじまりますね!
2019年4月19日上映開始!
アニメ、漫画でも大人気の『キングダム』実写版!
原作、面白いです!
どっぷりはまりましたね!
先に、アニメ、漫画を見ましたが、中国の歴史を全くといっていいほど知らなかった私でも、非常に楽しめた内容でした。
面白いポイントは、主人公が底辺からだんだんと成長していく物語の構成!
これがまた、非常にうまくできています!
成長していく流れも急に成長するのではなく、だんだんと成長していく流れなので、無理のない納得のいくストーリーでしたし、闘いの作戦内容や、なぜこういう状況なのかを、わかりやすく紐解いて教えてくれますので、非常にわかりやすい内容となっています!
また、主人公が成長すると自分も成長したかのような気持ちになってしまうのは、主人公の信に対して憧れを抱いている自分がいるからなのでしょうか。
アニメ、漫画で大ヒットとなった『キングダム』を実写化するとなると、本当におもしろく描かれているのだろうか?
そこが一般世間では叩かれるところですね!
原作者の原さんも、ファンにはぜひ見てほしいと仰っているようですし、私もちょっと気になりますので見に行ってこようと思います!
そこで今回は映画『キングダム』、原作のアニメ、漫画にも絡ませて掘っていこうと思います!
ただ残念なのが、羌瘣(きょうかい)がいないのが私的には残念です....。
トーン・トーン・トーン
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目次
- Introduction
- STORY
- キャスト
- 松橋新三プロデューサーと、佐藤監督が、実写版『キングダム』を語る!
- 原作者 原 泰久 インタビュー 自身も参加「ファンにこそ見てほしい映画に」
- 映画『キングダム』 主題歌 : ONE OK ROCK “Wasted Nights”
- 映画『キングダム』予告動画
- 漫画『キングダム』原作者が考える転機
- 漫画『キングダム』がヒットしたきっかけ!
- 漫画『キングダム』のポイント!
- アニメ『キングダム』(第1シリーズ、第2シリーズ)Huluで見れます!
- 映画『キングダム』を観た感想
Introduction
500年にわたり戦争が続く春秋戦国時代の中国を舞台に、「大将軍になる」という夢を持つ少年・信と、後の秦の始皇帝で中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)の苛烈な戦いの日々と成長を描く
ー原泰久が2006年から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の世界的大ヒットマンガ『キングダム』。その実写映画が、4月19日から公開される。
監督は、『GANTZ』シリーズをはじめ数々のマンガ原作の実写映画を成功させてきた佐藤信介。キャストには山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみら人気俳優が勢揃い。
主題歌が世界的に活躍するONE OK ROCK なのも話題だ。
STORY
紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
戦災孤児の少年の信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛錬を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君(高嶋政宏)によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる....。
王宮では王の弟・成蟜(本郷奏多)によるクーデターが勃発。戦いの最中、漂は致命傷を負うが、何とか信のいる納屋にたどり着く。
「お前に頼みたいことがある」
血まみれの手に握られていたのは、ある丘に建つ小屋を示す地図だった。
「今すぐそこに行け!お前が羽ばたけば、俺もそこにいる......。信!俺を天下に連れて行ってくれ......。」
力尽きる漂。泣き叫ぶ信。漂が手にしていた剣とその地図を握りしめ、信は走り出した。走る先に何があるのおかもわからず一心不乱に走る信。たどり着いた先で、信の目に飛び込んだきたのは、なんと冷静にたたずむ漂の姿だった!?死んだはずの漂がなぜ?
「お前が信か」
そこに居たのは、玉座を奪われ、王都を追われた秦の若き王・嬴政(吉沢亮)だった。その嬴政に瓜二つの漂は、彼の身代わりとして命を落としたのだった。激高する信だったが、国を背負う嬴政の強さと漂の遺志を受け止め、嬴政と共に行動うすることを決意。二人は王宮を奪還するため立ち上がる。しかし、それは嬴政にとって、路の第一歩に過ぎなかった。
中華統一。
戦乱の世に終わりをもたらす、未だかつて誰もが成し遂げていない、とてつもなく大きな夢を嬴政は心に宿していた。
信は天下の大将軍を、嬴政は中華統一を。その夢は途方もない修羅の道。
若き二人の戦いの火蓋が切られたー
<春秋戦国時代>
古くから続く動乱の世、中華は「戦国七雄」と呼ばれる七大国
【秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓】
が覇を競い、激しい争いを繰り広げていた。終わりの見えない戦いは混迷を極め、500年にもわたり続いていた。
(公式サイトから抜粋)
キャスト
信(しん) / 山崎賢人
主人公。
飛信隊百人将→三百人将→千人将→三千人将→四千人将→五千人将。
大将軍を目指す戦争孤児で下僕だった少年。
豪気かつ直情径行で、自分の意志を貫く頑強な心を持つ。ただ礼儀作法に疎い。
相手が格上でも比例して実力を底上げする天才。
当初は武偏重の猪突猛進型であったが、幾多の助言や経験を経て「将軍」としての実力を身に付けていく。
王都奪還編後、恩賞として土地と家を与えられ下僕から平民に、更に蛇甘平原編で要所奪取と魏将・麻鬼を討った功により百人将へ昇進。
馬陽編では王騎に「飛信隊」の名を貰い、彼の最期を見届け矛を譲り受けた。
戦後、趙将・馮忌の討伐を初めとした功により三百人将へ昇進、山陽編では臨時千人将となり戦後、廉頗四天王・輪虎討伐の功により正式に昇進。
合従軍編では麃公軍へ所属、臨時二千人将扱いとなる。その後、最期を見届け盾を託された。叢攻防戦終盤では、龐煖を一騎討ちの末に撃退。戦後、趙将・万極討伐の功も評価され、三千人将へ昇進し国境の防衛と復興に尽力。
王弟反乱編では四千人将に昇進、主力武器を剣から矛に変更。
成蟜救出の密命を受けるも間に合わず、成蟜の最後を看取り政を託された。
著雍編では、魏軍本陣陥落の為の三主攻の一つを任され、魏火龍七師・凱猛撃退と霊凰討伐の功により五千人将に昇進。秦国統一編では政の危機を知り、独断で兵一千を率いて咸陽攻防戦に参戦し陽、向と麗母子を救出。毐国将軍・樊琉期を捕縛。黒羊編では趙将・慶舎を討ち取るも、同士討ちの罪で武功取り消しになった。
鄴編では出陣前に王騎の矛を受け取り楊端和軍と共に列尾を陥落。朱海平原戦では、最終的に秦軍右翼の主力となり最終戦では大将代理となる。この戦いで趙将・岳嬰を討ち取り、更に趙峩龍を追い詰める。
嬴政(えいせい)・漂(ひょう)/ 吉沢亮
嬴政(えいせい)
第三十一代目秦国王。後の始皇帝。
漂と瓜二つの容姿をしている。
幼少時代を趙で育ち、その際、趙人に憎悪の対象として虐げられていたため感覚が殆ど無く、他人を一切信用しない荒んだ性格であった。昭王の崩御後、秦への帰路で紫夏との出会いを通じて失っていた五感や人を信じる気持ちを取り戻した。
現在は冷静でポーカーフェイスを崩さないが、昌文君や信のことを信頼している。発想が柔軟かつ大胆な賢人ながら武芸にも長けている。
王都奪還の際、中華統一を公言、成人して正式に王となるために呂不韋陣営と政争を繰り広げる。
合従軍編では思考停止に陥る上層部を叱咤激励して戦意を復活させ、蕞攻防戦では自ら出陣、率先して鼓舞し続け、重傷を負うも勝利。秦国統一編では、加冠の儀をやり遂げ、呂不韋との対談では中華統一の真意を語って呂不韋を感嘆させた。そして咸陽での勝利で遂に呂不韋との長年の政争に勝利。黒羊戦後、斉の王建王との会談で感嘆させ、非公式に斉の事実上の降伏を勝ち取った。
漂(ひょう)
信の幼馴染の親友。
信と共に大将軍になることを夢見て武芸の稽古に明け暮れた。
対戦成績は1253戦334勝332敗587引き分け+2戦分(勝敗不明)。
政と瓜二つの容姿により、昌文君に身請けされ王宮に影武者として仕官。
王弟反乱の際、重傷の身を押して村へと戻り、信に全てを託して力尽きた。初陣ながらも政の影武者としての役割を全うし、窮地に陥りながらも兵を鼓舞し、戦う姿は既に将であったと壁が語っている。
葬儀の際には、隣村から弔問する者がいるほど様々な人に慕われていた。
楊端和(ようたんわ)/ 長澤まさみ
山民族最大勢力の王兼秦国大将軍。
山民族からは「山界の死王」と呼ばれる。
女性ながらその武力は山界一とされ、自ら先頭に立って統合していった。
幼少より世界を広げたいと考えており、かつてない国の広がりを求めて、政と強固な盟を結び王都奪還に力を貸した。
奪還後も戦に明け暮れ、更に北の匈奴討伐のため大軍を引き連れて北上中、匈奴軍十万以上が屍となっている光景を目の当たりにし、その事態からそれを成した人物への注意を政に伝えた。
合従軍編ではバンコ族と戦っていたが、窮地の秦を救うべくそれまでの全ての戦績と犠牲を投げ打って蕞攻防戦に援軍として参戦。その功績で秦の大上造(大将軍)の爵位を貰い、嫪毐処刑後に魏国の衍氏を攻略。
鄴編では、三軍連合軍の一角として参戦。飛信隊と共に列尾を陥落させ、更に橑陽の犬戎族と対峙し、犬戎将軍・ゴバを討ち取り更に自らを囮にして橑陽を陥落させ犬戎族を配下に下した。
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河了貂(かりょうてん)/ 橋本環奈
飛信隊軍師。
山民族の一つ梟鳴(きゅうめい)族の末裔。
鳥頭の蓑を被っており、初めて見る者は謎の生き物と思う事が多い。
得物は南越の戦士ムタから譲り受けた吹き矢。
当初は金のため政と信に協力していたが、共に行動するうちに懐いていき、やがて仲間となる。
やや幼い容姿と着ている蓑のために、登場時は性別不明であった。
王都奪還編のときに女性と明らかになるが信は千人将になるまで気づいていなかった。
幼くして天涯孤独になって以降、生き抜くために様々な知識や技能を身につけており、字を読むこともでき、史についても学んでいる。特に料理の腕前は一級品。
王都奪還後は信と共に暮らしていたが、急激に力をつけていく信や同性の羌瘣の姿を見て軍師として力になることを決意。昌平君の下で蒙毅と共に兵法を学び、飛信隊の軍師として活躍。その一方で旧知のカイネを思わず助けたりするなど、非情に徹しきれない一面がある。
著雍編では、初日に荀早隊に囚われる失態を犯す。その夜、凱孟からの問いに臆せず素直に胸の内を語ったことで、それ以降は粗略にされず、翌日の人質交換で飛信隊に生還、勝利に貢献。この経験が信への想いを明確にした。
秦国統一編では加冠の儀での危機を知り、政に伝えた後に飛信隊一千と共に咸陽に駆けつけ、昌平君を援護し勝利に貢献。黒羊編では二日目に丘右側を奪取する為に奇策を立て、丘右側を奪取に成功。鄴編では、朱海平原決戦後半で秦軍右翼全軍の軍師を担う。
王騎(おう き)/ 大沢たかお
秦国六大将軍の一人。
かつて昌文君と共に昭王に仕え、中華全土から讃えられた武人。
本家の王翦らと違い、分家の出。ありとあらゆる戦場にどこからともなく参戦し、その武で猛威を振るったことからついた異名が「秦の怪鳥」。
個人的武勇と戦場全体を見渡せる知略の双方を兼ね備える、最強の六大将軍。
また摎の出生の秘密を知る一人であり、想われ人でもあった。
昭王に心酔し、その亡き後は一線を退いていたが、馬陽編にて突如として復帰し蒙武を退けて秦軍総大将となる。
復帰前にも政の動きに介入、手助けするなど昭王の後継者として政を推し量っていた場面が見られる。
また、直属軍の調練や後進の育成として信の成長を促すなど、軍事力維持にも余念がなかった。
序盤は趙軍を圧倒し趙将・渉孟を討ち取るが、深追いし過ぎた蒙武の救援に向かったところを趙本軍とその伏兵との挟み撃ちに遭う。
龐煖との一騎討ちではほぼ互角ながらも止めの一撃を加えようとしたまさにその時、魏加の狙撃によって不意をつかれ逆に龐煖の矛に打ち抜かれた。
その後、重傷を負いながらも戦場を離脱し、騰や蒙武や信に言葉を残し、最後に信に矛を託して力尽きた。出陣直前に政を仕えるべき主と認め、昭王に託されていた遺言を伝えていた。
筆者の感想
このキャラが一番お気に入りです!
アニメ、漫画内ではおかま口調のキャラですが非常に強い素質を持っていることがわかる立ち振る舞いの表現は鳥肌が立ちます!
また、信の事を思ってのいろんなやりとりが非常に感動的です!
映画内ではどんな演技で表現されるのか見ものです!
成蟜(せいきょう)/ 本郷奏多
政の異母弟。
王族は崇高な存在であるという考えから、自らの血筋に誇りを持ち、臣下を道具の如く扱い、平民を鬱憤晴らしに虐殺するなど、子供ながら暴虐な性格。
しかし、異母兄政へ王位継承権が移ったことを知った成蟜は平民の血を引くという理由から政を憎み、王位を奪うため竭氏と組んでクーデターを起こすも失敗。
軟禁されていたが、政によって解放され、見返りに協力を行う。
その過程で兄を認め、人間的にも成長。
始皇八年に支持基盤である屯留を侵攻されるも、自ら出征して趙軍を一時的に撃退。
ところが屯留代官蒲鶮に拘束された上に、反乱軍の首謀者に仕立て上げられてしまう。中央からの鎮圧軍との戦闘の最中に幽閉先から脱出。
瑠衣の救出に向かうも、遭遇した蒲鶮兵との交戦で重傷を負い、信に政を託し、瑠衣に一派の取りまとめを頼み息を引き取った。
壁(へき)/ 満島真之介
秦国千人将→三千人将→将軍。
昌文君の副官。
名家出身だが生真面目で気取らない性格で、信の兄貴分。
基本戦術を得意とするが、奇策や奇襲と言った戦法には対応が遅れがちになる事が多い。
漂の死に最も悲しみの態度を見せた人物であり、信に漂と別れた時の振る舞いを語っていた。「山の民」の元に訪れた際、楊端和に一目惚れする。
王都奪還編では別働隊に参加、宮中の秘密通路を通って王弟たちの元へと向かうが、その途中で待ち構えた左慈と遭遇。一太刀を浴びせるものの重傷を負わされるが生還。この際力不足を実感し、より力をつけ武官の極み大将軍を目指すことを誓い、秦王派筆頭武官となる。
蛇甘平原編で千人将として登場。
山陽編においては王翦軍に配属される。
千人将として基本戦術を習得し、地形を利用して優勢な敵相手に踏みとどまるなど成長が見られた。
合従軍編では三千人将に昇進、主力武器を剣から矛に変更。王弟反乱編では将軍に昇進、鎮圧軍総大将に任命された。
飛信隊と合流後、成蟜救出を託して鎮圧に専念し龍羽を討ち取る。
秦国統一編では加冠の儀に列席し、終了後に昌文君と共に咸陽攻防戦に参戦。
鄴編では三軍連合軍の一員として参戦。
そして、鄴を兵糧攻め後で王翦の指示により、十日分の兵糧を携えて一万の軍を率いて山民族軍の援護に向かった。
しかし、橑陽戦の二日目に預かっていた全兵糧の半分を焼き払われる失態を晒す。
汚名返上のため端和に直訴し、九日目の主攻の担当。
メラ族と共にブネン軍と対峙し、基本戦術を守り確実に追い詰めていくが、策略によりカタリを失い、敗走するもキタリと共に軍の立て直し決戦ではキタリの叱咤激励を受けロゾ軍に吶喊、ダントの援護もあって犬戎王・ロゾを自ら討伐。
昌文君(しょうぶんくん)/ 高嶋政宏
政筆頭家臣。
周囲に高く評価される熟練の将軍。
王都奪還編後は文官として自らの派閥を秦王派として立ち上げる。
王都奪還の際に無力であった己を恥じ、文官の極みである丞相を目指すことを誓い、呂不韋の相国昇格に伴い、左丞相となった。
合従軍編終盤の蕞攻防戦では、政に同行し参戦。秦国統一編では加冠の儀に列席し昌平君と共に兵一千を率いて咸陽攻防戦に参戦。
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騰(とう)/ 要潤
王騎傘下筆頭将軍。
王騎軍副官→秦国将軍→大将軍。
常に王騎の傍に控えており、普段は飄々としてポーカーフェイスを崩さない御茶目な紳士だが、実力は王騎と同等と称される。
王騎へ答える時は「ハ。○○です」と答えることが多い。
片手に持った剣を高速回転させ撫で斬りにする。その際、「ファルファルファル」という独特の擬音が出る。
馬陽編では終盤で趙軍本陣に突撃して趙将・趙荘を討ち取り、その後王騎から王騎軍の全てを託された。
合従軍編では七将の一人として蒙武軍と共に楚軍と対峙。
楚将・臨武君を一騎討ちで討ち取り、媧燐軍と激闘を繰り広げた。
著雍編では秦軍の更なる強化を見据え、信と王賁に主攻を託し攻略に成功。
この功により秦国第二位大将軍に任命された。
(wikipediaから抜粋)
監督:さとう・しんすけ
1970年生まれ
広島県出身。
映画監督。
『図書館戦争』シリーズ、『アイアムヒーロー』『デスノート Light up the NEW world』『いぬやしき』『BLEACH』など
松橋新三プロデューサーと、佐藤監督が、実写版『キングダム』を語る!
映画史に残る作品を目指す
松橋新三プロデューサー(映画『銀魂』シリーズ他)は、『キングダム』の実写映画化について、「映画プロデューサーなら誰もがやりたい作品」と語る。
「ソニー・ピクチャーズのサンフォード・パニッチ氏から邦画制作のお話をいただいたとき、まず『映画で革命を起こしたいですか?』と質問したんです。そこで ”YES” の返事がもらえたので、ならば『キングダム』をやろうと。紀元前の中国が舞台でその再現だけでも莫大な費用がかかる。十分なバックアップ体制があったからこそ、映画化は実現しました。
僕は『キングダム』が歴史に残るエンタテインメント作品だと思っていて。例えば『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』に並ぶものになると。企画当初から "時代に残す" そして世界マーケットと視野に考えています。」
砂糖監督ともそのビジョンが一致。
「2000年前の世界観を違和感なく作るためのVFX・CG技術を持っていること。また、歴史者のマンガで、リアルとマンガのバランスが重要。佐藤監督しかいないと思った」と松橋氏。
大作を任された佐藤監督は「紀元前の中国。その表現に取り組まなければいけないと感じた」そう。
「全てが異世界の世界になる。しかも日本人が中国人を演じるわけで。でも、(観客が)それが気になるようではダメなわけです。『ラストエンペラー』*1など過去に成功例はあり、できないはずない。この物語を今作る事に意義があるとおもいました」(佐藤監督)
映画化は原作の 1 ~ 5 巻。
信と嬴政の出会い、それによって動き始める "夢" と、まさに物語の序章部分だ。「高い志を持って挑戦すれば叶うということを子供たちに伝えたい。また、2000年前が舞台でも話す言葉は "今言ってほしいこと"。それを説得力のある形で伝えたかった」(松橋氏)
原作の原も参加したシナリオ作りは、2 年の月日を要した。
「5 巻までと決めたのは面白いからです。信と、幼馴染で嬴政の影武者となった漂の物語を掘り下げることが映画の肝になるとも感じました。”中華統一” という言葉をどこで出すのか、クライマックスとその "舌戦" はどうするのか。
最終的に集英社でみんあで缶詰になっていたときに、”夢があるから立ち上がれるんだ” という言葉が出てきて、これでできた!と。原先生が『マンガならこう描く』と言ってその場でラフを描いてくださったのが、とても印象に起こっていますね」(松橋氏)
原作者 原 泰久 インタビュー 自身も参加「ファンにこそ見てほしい映画に」
幅広い層、特にビジネスパードンの間で絶大な人気を誇る『キングダム』。原作者の原泰久に、マンガ誕生の経緯から映画への思いまで語ってもらった。
ー何を描こうと思い始まった?
▶戦争もの、合戦を描きたかったんです。そして歴史。この時代を舞台に選んだ理由は2つあって、1つは日本史や『三国志』のようにやり尽くされていない、手付かずの自由な題材でやりたかったから。もう1つが、仙人の話をやろうと調べていたら "神仙信仰" というのが中国の春秋戦国時代に始まっていて、ちょうど始皇帝が統一する時代だなと。司馬遷の『史記』を読むうちに歴史ものとして面白いと感じるようになり、仙人やファンタジーは抜きにして、歴史物で勝負しようと決めました。
中華統一の話ですから、当然嬴政が主人公と考えましたが、王自ら戦場で剣を振り回すとファンタジーになってしまう。そんなとき李信という若くして将軍になった人物がいたことを知り、彼を主人公にしようと。嬴政と世代も近く、エンタテインメントとして王様と下僕という対比も効く。物語の設計がそこで出来上がりました。
ーマンガ実写化が増える中、メディアミックスへの考えは?
▶いろいろありますが、最初は嫌でした。作品は僕のものという意識も強かったですし。だけど、「いい作品を描いても簡単には売れない」というのがだんだん分かってきて。アニメ化のときに担当がすごく喜んでいたにも印象的で、売れるきっかけとして知らなかった人に知ってもらうにはありがたいことだと思うようになりました。
僕は映画が大好きなんですが、映画は監督のものだと思っているんです。今回は脚本やビジュアルに関しても意見を聞いてくださったので、セリフをオリジナルで書いたり、王騎の登場シーンについてもアイデアを出させてもらいました。ただ、得てして原作者の言うことは絶対だと捉えられがちですが、そうでなく、意見の1票にしてくださいとは伝えました。
ー映画の感想を教えてください。
▶素直にすごく面白かったです。
まず佐藤監督が『キングダム』をとても愛してくれていた。僕がこのシーンを削ろう、あのキャラはいらないと言うと、監督が「いや、そのキャラは魅力的なので撮りましょう」と言ってくださる(笑)。佐藤監督じゃなければこんなすごい映像の映画は撮れなかったでしょうし、(山崎)賢人くんをはじめ役者のみなさんも素晴らしくキャラが本当に命を吹き込まれました。
特に好きなのは信と漂の別れのシーン。
(撮影前に)賢人君にも直接話しをしたのですが、期待以上でした。重要なオリジナルシーンもあるおで、そこはファンの方にこそ見てほしいです。
映画『キングダム』 主題歌 : ONE OK ROCK “Wasted Nights”
ONE OK ROCKが2月13日(水)にリリースした、およそ2年ぶりのフルアルバム『Eye of the Storm』より、リードトラック “Wasted Nights” のミュージックビデオが公開された。
同MVは、迫力のある自然がモチーフの映像をバックにしたONE OK ROCKの演奏シーンがメインとなっており、壮大なアレンジが施された楽曲をさらにドラマティックに彩る映像作品に仕上がっているという。
【ONE OK ROCK・Taka コメント】
今回主題歌のお話をいただいた時、ちょうど新しいアルバム『Eye of the Storm』の制作をしていました。
曲のイメージを作るために完成前の映画を観させていただき、その規模感に感動しました。 「壮大さ」、「ビッグアンセム」をテーマに楽曲を作り、試行錯誤を重ねていき、 自他共に「これはいい!」と思える曲、“Wasted Nights”が完成しました。
映画の壮大さに負けないような曲を書いたつもりですので、映画と共に、主題歌もお楽しみください。
【松橋真三プロデューサー コメント】
映画『キングダム』の主題歌を ONE OK ROCK にオファーしたのは脚本作りを始めた 2015年のことです。 まだ形も出来ていない企画の段階でしたが、ONE OK ROCK の主題歌は『キングダム』にとってなくてはならない大事な大事なピースのひとつだったのです。
『キングダム』には「強い夢と志が自分を作り、そして世界を変えていく」という大事なメッセージが内包されていると思っています。そんなメッセージを世界に通じる生きた言葉で素晴らしい楽曲にしてくれるのは彼らしかいないと思っていました。承諾をいただき、楽曲“Wasted Nights”を始めて聞いたときには本当に感動し、映画をひとまわりもふたまわりも大きくしてくれた彼らの楽曲に本当に感謝しています。素晴らしい映画のラストシーンに主題歌を聞きながら、必ずや自分の魂が熱く震えていることを保証します。
筆者の感想
今回の ONE OK ROCK のアルバムは以前と比べてロックではなくなりましたが、洋楽ポップな感じに仕上がっております!
そのため全曲捨て曲なしで全てシングルしてもいいんじゃないかというぐらいのレベル!
ヴォーカルのTakaの歌の上手さを全面的に押し出していてかっこよく、口ずさみそうになります!
ヘビロテで聞いております!
映画『キングダム』予告動画
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漫画『キングダム』原作者が考える転機
『キングダム』の物語は「すごく長い1本の映画だと思っている」という原。人気爆発のきっかけになったのは「やっぱり『アメトーーク!』の『キングダム芸人』(テレ朝、15年5月放送)。放送当時は40巻発売あたり。それまでも "読んだらハマる" と言われていましたが、風が吹いたと感じ、部数も一気に増えました。手にとってもらうのが難しい中きっかけになりました」(原)。
◆1~5巻 / 王弟反乱編
異母弟らのクーデターにより王宮を追われた嬴政と信が出会い、互いの夢のために一歩を踏み出す。「奴隷の信と王である嬴政が絆を結ぶ話が大事だと思っていたので、漂の存在を含めた玉座奪還までの 5 巻は本当に大切に描きました」(原)。
◆16巻 / 王騎の死
前半の最大の山場。秦の国の六代将軍の最後の1人で、絶大な人気を誇る王騎の死が描かれた。
◆25~30巻 / 合従軍との攻防
突然 6 国が合従軍を編成し秦の国を攻撃。知略に富んだ壮絶な合戦シーンが描かれ大反響を生む。「王騎があまりに偉大なキャラクターで、16巻がピークと言われ続けて僕自身危機感が強かったんです。合従軍が良かったという声を多くいただき、やっと16巻を超えられたなと。ここで物語の風呂敷を広げました」と原。
◆46巻~ / 鄴攻略編
嬴政の夢である中華統一に向けた戦いが本格化。「前より盛り上がるように、今また頑張っているところです」。最終回までの大まかな物語の構想はできているそうで、「ちょうど今が全体の半分あたり。ここから信たちが他国を滅ぼす話になってきます。重要なテーマは 1 つでもあるので大事に描いていきたですし、みんなが納得するような最後になれば」(原)。
(日経エンタテインメントから抜粋)
漫画『キングダム』がヒットしたきっかけ!
前述にも記載した通り、司馬遷の『史記』を読んだ事がきっかけで生まれた『キングダム』ですが、歴史を知らないと楽しめないのでは?
心配はいりません。
「かなり昔の時代(紀元前3世紀前後)なので、残されている記述が少なく、自由に行間を膨らませやすいという点は取り組みやすかったです」(原)
とじつはエンタテインメント作品向きのテーマだったのだ。
そこに、「『史記』は国や人物ごとにいくつもの項目に分かれて書かれているのですが、エクセルを使って戦争やエピソードを年代順にまとめてオリジナルの年表を作り、どの要素をマンガに落とし込んでいくのか考えるという作業を、デビュー前からしていましたね」という、大学卒業後、システムエンジニアとしての勤務経験がある原氏らしい分析と準備が加わる。こうして、’06年1月の「週刊ヤングジャンプ」で連載がはじまった。
しかし、思っていたようにはウケなかった.......。
「最初の 1 年間はなかなか人気が取れず、ずっと低空飛行でした。自分の中ではおもしろいと思う物語を全力で描いているつもりなのに、それが結果として実らない時期はつらかったです。そのことを、師匠の井上雅彦先生に相談したところ、『主人公の瞳を大きくしてみたら』というアドバイスをいただいたんです。それをウケて、信の瞳の描き方を変えたあたりから読者アンケートの結果が上向いていきました。その後、奪われた王都を奪還する "気持ちのいい" スストーリーの展開ともタイミングがハマり、王都奪還を達成する回で、初めててアンケートで 1 位を取ることができたんです。」
漫画『キングダム』のポイント!
誕生のきっかけは図書券
原氏の連載デビューは30歳。
それまではSEとして働くサラリーマンだった。会社かあら表彰を受けた際にもらった図書券で歴史書『史記』を買い、『キングダム』誕生へとつながった。
師匠はあの巨匠
本作の連載が決まってから掲載が始まるまでの間、『SLAMDUNK』や『バカボンド』の作者である井上雅彦氏のもとでアシスタントを努めた。
第 1 話の 1 ページめですでに結末が!
武功を上げ、大将軍になることを夢見る信。彼の立見出世がなるかもみどころにしがちだが、本作は引っ張らない、連載初回の 3 コマめで大将軍になった信が登場するのだ。
1 巻~ 3 巻には 2 種類のカバーが存在した
連載開始 10 周年の記念で、ファンが歓喜した試み。’16年1月に印刷された単行本 1 巻~ 3 巻には、発売当時のカバー上に現在のタッチで同じキャラを描いた、カバーよりわずかに小さいサイズの帯が描かれている。
大軍勢の一人ひとりを描き分けている
作画にPCは使わず、20万人を超える軍勢がぶつかる合戦のカットも、すべて手作業でおこなうのが原氏のこだわり。迫力の源泉は描き手の熱意だ。
アニメ『キングダム』(第1シリーズ、第2シリーズ)Huluで見れます!
第1シリーズ
紀元前245年中国。時は春秋戦国時代。西方の国、秦で天下の大将軍になることを目指し日夜剣の修行に明け暮れる二人の少年がいた。名は信と漂。戦災孤児であり下僕として働いていたその二人の元に、ある日王宮に仕える大臣の昌文君が現れ漂を王宮で仕官させると告げるのだった。離れ離れになる二人だが「行き着く場所は同じだ」と誓い合う。しかしその後、王弟の反乱が勃発。漂の身を案じる信の元に深手を負った漂が戻ってきた。
第2シリーズ
TVアニメの第2シリーズ。古代中国、春秋・戦国時代の秦国。田舎村で下僕として暮らしていた少年、信の夢は、戦場に出て武功を上げ、いつか歴史に名を残す天下の大将軍になること。そして、先の戦で功績を上げた信は、ついに三百人将となった。そんな中、秦国の若き王、エイ政の号令の元、国の命運をかけた大戦が行われることに。そこで出会った同世代の若き将たちは互いに競い合い、時には協力しながらそれぞれの夢を掴み取るべく戦場を駆け抜ける。
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映画『キングダム』を観た感想
なるほどといった感じですね。
邦画としてはかなり頑張った方ではないでしょうか?
欲を言えば、バトルシーンをもう少し迫力のある演出がほしかったですね。
アニメを見ているからこそなのか、もっと海外のようなCGを駆使した演出と、これは個人的に好きですが、会心の一撃に使うスローモーションの演出をよりクリアに見たかったですね。
内容はやはり約二時間にまとめないといけないので、なぜこうなったのか?の理由部分を表現するのは難しかったのでしょう。やはり物足りなさを感じましたね。
信も、やはり自分の描いている役者、山崎賢人さんでは違うような気がしました。
もっと少年のような人に演出してほしかったですな。
個人的には菅田将暉さんにしてほしかったですね。ドラマ「3年A組」がまだ残っているせいなのか....
嬴政は完璧でしたね!
吉沢亮さんさすがです!かなり雰囲気でていました!
一番びっくりしたのは、大沢たかおの王騎。
声そっくりでしたね!!!!
言い方もかなり訓練したのかと思うぐらいそっくり!!!!
個人的には好きなキャラなので、戦うシーンがほとんどなかったですが、次回もし作成されるのなら、かなり活躍の場がでてくるので期待大ですね!
楊端和の長澤まさみはびっくりするぐらい役がのりうつっていて貫禄ありました!
個人的のはここは、真木よう子さんあたりが演じてほしかったですね。
成蟜の 本郷奏多さんはそのものでした!良かったですね。
昌文君の高嶋政宏さんはやはりキャリアが違いますので、素晴らしかったです。
全体的に評価は100点中 / 60点ぐらいですね。
アニメ見ている分、ちょっと比べてしまう。。。
ただ嬴政が一番表現できていたと思いました!
今後に期待します!
*1:『ラストエンペラー』は、清王朝と満州国を舞台にしたイタリア・中国・イギリスの合作映画。中国の故宮でロケを行い、主要なセリフは英語が使われた。1988年、作品賞などアカデミー賞 9 部門を受賞した。