KEI YAMAMOTO が KEY になった KOTO

40代のおじさんが気になったことをブログにしております。 ジャンルは、ライフハック、映画、音楽、芸能、転職など40代だからこそ気になることをばんばん書いていこうと思います。

【映画】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド あらすじ キャスト 公開日

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 』
2019年8月30日(金)公開開始!

ついに!ビッグスター夢の共演ですね!

これは昔からのこの2人がついに共演する日がくるとは夢にも思わなかったです!

 

ディカプリオ x ブラットピット

そして監督がタランティーノ!!!

 

この豪華共演が、キャスト負けしないような内容になっているのでしょうか?

よくキャストが豪華だと、内容がおもしろくないパターンの映画がよくあるので今回もしっかり掘っていきましょう!

 

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目次

 

この映画を見るにあたって必要な情報は実際あった事件を知ること!

事件の概要

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↑ 実際のシャロン・テートとロマン・ポランスキー監督

 

事前の情報では、「タランティーノがレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのダブル主演で1969年に起こったシャロン・テート殺人事件を描く」という触れ込みだった『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。

作中にはシャロン・テート、ロマン・ポランスキー、チャールズ・マンソンといった実際の事件の当事者だけでなく、ブルース・リーやスティーブ・マックイーンなどのスターをはじめとする実在した/する有名人が数多く登場するが、ディカプリオ演じる落ち目のスター「リック・ダルトン」と、ピット演じるそのスタントダブル(専属スタントマン)「クリフ・ブース」は、人物造形のヒントとなったモデルはいるもののあくまでも架空のキャラクターだ。

 

つまり、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(そのタイトルには、「昔々、あるところに」という作り話の導入における決まり文句と、作中でしばしば言及されるマカロニ・ウェスタンの代表作へのオマージュ、その二つの意味が込められている)で描かれているのは、リック・ダルトンとクリフ・ブースという2人の架空のキャラクターが存在するあり得たかもしれないもう一つの「1969年のハリウッド」なのだ。そして、スクリーンで次から次へと起こる出来事をただ追っていくだけでも文句なしに楽しい本作だが、タランティーノが作品に込めた「想い」を理解するためには、彼らが何度か「ニアミス」することになるチャールズ・マンソン・ファミリーと、彼らが起こしたシャロン・テート殺人事件についての予備知識が必要となる。

その事件で「何が起こったか?」だけでなく、その事件が「何を意味したのか?」について簡単な解説をしておきたい。

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今からちょうど50年前の1969年8月9日の夜、当時ロサンゼルス郊外のヒッピー・コミューンで生活をしていた、チャールズ・マンソンのファミリーの構成員である男女4人が、ハリウッドの丘の上の高級住宅地にある邸宅に押し入って、そこで当時26歳で妊娠8ヶ月だった女優シャロン・テートとその友人、合わせて4人をナイフで惨殺(加えて、侵入時に通りがかった青年1人も銃殺)。玄関のドアには、シャロン・テートの血で “Pig” と殴り書きが残されていた。翌日の夜、前夜の実行犯も含むファミリーのメンバーはロサンゼルスの高級住宅地に住む資産家のラビアンカ夫妻も惨殺。同じく、被害者の血で壁や冷蔵庫に“Death to pigs”、“Healter Skelter”(ヘルター・スケルターの綴り間違い)とメッセージが残されていた。

 

チャールズ・マンソンのファミリーによる凶悪事件、あるいは彼らの仕業と見なされている凶悪事件はこの二つだけにとどまらないが、この連続して起こった殺人事件は、現場の残虐性、動機の不可解さ、そして被害者の一人が若手の美人女優であり、事件当日は不在だったその夫が、当時ヨーロッパからハリウッドに進出してきたばかりの新進気鋭の映画作家ロマン・ポランスキーであったことも拍車をかけて、世界中に大きな衝撃を与えた。

 

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の劇中でもさりげなく描かれているように、シャロン・テート殺人事件の悲劇性がさらに深まるのは、彼女が殺された理由が、ロマン・ポランスキーが引っ越してくる前の住人であった音楽プロデューサーのテリー・メルチャーへの「逆恨み」にあったということだ。

ファミリーの構成員に司令を出した当のチャールズ・マンソンは、そのテリー・メルチャーが事件の邸宅から引っ越していたことは分かっていたものの、彼女を殺害することでテリーへの、そしてハリウッドへの復讐を行った。

 

「無差別殺人事件」などと記されることもあるマンソン・ファミリーによる連続殺人だが、そもそもが音楽プロデューサーへの「逆恨み」であった上にそこに「筋違い」まで加わった、あらゆる意味で杜撰な事件であったのだ(翌日の事件現場となったラビアンカ夫妻宅も、マンソンとそのファミリーが前年にパーティーに訪れた家の隣家であり、決して「無差別」なものではなかった)。

 

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1969年8月に起こったマンソンのファミリーによる連続殺人事件が、現在まで語り継がれる「ポップカルチャー史におけるターニングポイント」となったのには、複合的な理由がある。まずは、彼らがベトナム戦争への反戦運動を背景とする60年代カウンター・カルチャーにおけるラブ&ピース(そしてその境地に至る手段としてのフリーセックスとドラッグ)を最も体現しているとされてきた、ヒッピーのコミューンから出てきた存在であったこと。

チャールズ・マンソン自身がプロのミュージシャンになることを志望していて、ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンをはじめとする有名ミュージシャンとも交流があったこと。

言うまでもなく、殺人現場に残された “Healter Skelter” のメッセージは、前年に発表されたビートルズの楽曲「ヘルター・スケルター」からの引用だ。

マンソンは同曲から多大なインスピレーションを受けたことを告白していて、また、マンソンの存在や一連の言動は後年の多くのアーティストにとっても(多くの場合「悪」や「負」の象徴として)インスピレーションにもなり続けてきた。

シャロン・テート殺人事件が起こった翌週にはあの歴史的なイベント、ウッドストック・フェスティバルが開催されて、60年代カウンター・カルチャーのピークが刻まれることになる。

しかし、それは同時に一つの時代の終わりでもあった。時間が経つにつれてそのあまりにも凄惨かつ行き当たりばったりの全貌が明らかになっていったシャロン・テート殺人事件は、結果的に、ヒッピー的な楽観主義に覆われてきた時代の終息を加速させることとなった。

 

米カルト教団の元指導者チャールズ・マンソン受刑者

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↑ チャールズ・マンソン受刑者

 

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↑ 逮捕された当時のチャールズ・マンソン受刑者

 

1969年に米女優シャロン・テートさん(26)が惨殺された事件などを起こしたとして、殺人罪の終身刑で服役していた米カルト教団の元指導者チャールズ・マンソン受刑者が2017年11月19日、83歳で老衰のためカリフォルニア州のカーン郡病院で死去した。米メディアが報じた。先週、危篤状態で入院し、5人の警察官の監視下で治療が行われていたという。

 

キャスト

リック・ダルトン (レオナルド・ディカプリオ)

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レオが演じるリックは、50 ~ 60年代初頭に大ヒットした TV ドラマで主役を務めていたスター。だが映画界への進出をうまく果たせないまま、映画界事態がもはやスターを求めない時代に。当時隆盛のイタリアに渡るが、もう復活のチャンスは失われたのかと悩む。

 

レオナルド・ディカプリオについて

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1974年11月11日 : ハリウッド生まれ。10歳のころから芸能界を目指す。

1988年:初めての CM 出演。

1991年:「クリッター 3」(日本はDVD公開) で映画初出演。

1992年:TV シリーズ「愉快なシーバー家」の最終シーズン出演し注目される。

1993年:ロバート・デ・ニーロと共演した「ボーイズ・ライフ」で人気を呼び、同年ジョニーデップ共演の「ギルバート・グレイプ」で批評家からも評価を得る。翌年のアカデミー賞で助演男優賞候補に。

1994年「ギルバート...」の日本公開にあわせ初来日。

1995年「クイック & デッド」「バスケットボール・ダイアリー」「太陽と月に背いて」と次々出演作が全米公開される。

1996年:「ロミオ  & ジュリエット」でトップアイドルに。メリル・ストリープらと共演の「マイ・ルーム」も公開される。

1997年:レオの運命を決定する大作「タイタニック」が公開され、映画の歴史的ヒットとともににレオも世界的スターに。

1998年:レオ様ブームが世界中で巻き起こる。続く「仮面の男」もヒット。

2000年:待望の新作「ザ・ビーチ」が公開されるも評判はいまひとつ。ジゼル・ブンチェンとの交際がスタート。

2001年:自らの制作会社アピアン・ウェイを設立。

2002年:初めてマーティン・スコセッシ監督と組んだ「ギャング・オブ・ニューヨーク」が公開。

2003年:スティーブン・スピルバーグ監督と組んだ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が公開。

2004年:スコセッシとサイド組んだアピアン・ウェイ制作の「アビエーター」が公開。

2005年:ジゼル・ブンチェンと破局。

2006年:スコセッシと三度目のコンビ作「ディパーテッド」、さらに「ブラッド・ダイヤモンド」も公開。前者は翌年オスカー作品賞受賞。後者でオスカー主演賞候補に。バー・ラファエリとの交際も始まる。

2008年:「ワールド・オブ・ライズ」「レボリューショナリー・ロード / 燃え尽きるまで」全米公開。

2010年:スコセッシ監督の「シャッター・アイランド」、クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」公開。

2011年:バーと破局後、一時ブレーク・ライブリーと交際。クリント・イーストウッド監督と組んだ「J・エドガー」公開。

2012年:タランティーノ監督と初コンビの「ジャンゴ 繋がれざる者」公開。

2013年:「華麗なるギャツビー」とスコセッシ監督作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」公開。後者で翌年オスカー主演賞候補。

2014年:しばらく俳優休業宣言を。

2015年:レオ自身の財団から世界の環境保護団体に総計1500万ドルの寄付。「レヴェナント: 蘇えりし者」が公開され、翌年ついにアカデミー賞主演賞受賞。

2016年:ニーナ・アヴダルと交際。

2017年:様々な女性と噂がでた後、現在も続くカミラ・モローネと交際。

2019年:タランティーノと二度目のコンビを組み「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」公開でブラッドと共演。

 

そして!2019年10月18日公開される「フット:ザ・ビギニング」では、制作をレオナルド・ディカプリオが務めています!

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"ロビン・フッド伝説” を新たな視点で映画化した史劇でエガートンが演じるのは、圧政で民を苦しめる政府に反旗を翻す若き領主ロビン。ジェイミー・フォックスが扮する元敵軍兵士の導きで弓の達人となる主人公役で、アクロバティックな弓矢の連射 & 肉弾バトルを披露する。怒りや恋心を抑えきれない未熟さも、彼が演じるからこそ、人間味あふれたヒーローの魅力となる。

この映画も気になりますね!チェックだ!

 

 

クリス・ブース (ブラット・ピット)

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ブラピが演じるクリフ・ブースは元兵士で戦争の英雄。今はリックのスタントマンを務めている。この時代、スターとスタントマンは離れがたい絆で結ばれていた。彼らも同じで、映画界が変化の波に飲み込まれていこうとも、お互いの信頼関係は変わらずにいる。

 

ブラット・ピットについて

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1963年12月18日オクラホマ州生まれ。ミズーリ大学卒業後、俳優を目指す。

1987年:端役でいくつかの映画に顔出し。TVでは「愉快なシーバー家」などにゲスト出演。

1988年:低予算ながら初主演作「リック」が作られるも長らくお蔵入り。

1991年:「テルマ & ルイーズ」の公演で注目される。

1992年:ロバート・レッドフォード監督の「リバー・ランズ・スルーイット」でブレーク。

1993年:当時の恋人ジュリエット・ルイスと共演の「カリフォルニア」公開。クェンティン・タランティーノが脚本の「トゥルー・ロマンス」にゲスト出演。

1994年:「レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い」で好演。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でトム・クルーズと共演。

1995年:交際中のグウィネス・パルトローも共演したデーヴィッド・フィンチャー監督の「セブン」が全米公開大ヒット。「12モンキーズ」も公開され、翌年初のオスカー助演賞候補に。

1996年:「スリーパーズ」全米公開。

1997年:「デビル」に続き「セブン・イヤーズ・イン・チベット」公開。PRで初来日。

1998年:「ジョー・ブラックをよろしく」が公開。ジェニファー・アニストンと交際。

1999年:フィンチャー監督と再度組んだ「ファイト・クラブ」公開。

2000年:「スナッチ」公開。ジェニファー・アニストンと結婚。

2001年:「ザ・メキシカン」「スパイゲーム」「オーシャンズ11」と話題作が続々公開。

2002年:ジェニファーと制作会社プランBを設立(ジェニファーは06年に撤退)

2004年:「トロイ」「オーシャンズ12」公開。

2005年:「Mr. & Mrs. スミス」公開。共演のアンジェリーナ・ジョリーとの不倫が囁かれ、ジェニファーと離婚へ。

2006年:「バベル」公開。アンジーとの間に娘シャイロが誕生。プランB制作の「ディパーテッド」(ディカプリオ主演)が公開され、翌年オスカー作品賞受賞。

2007年:同じくプランB制作の主演作「ジェシー・シェームズの暗殺」が公開されベネチア国際映画祭で男優賞受賞。

2008年:「ベンジャミン・バトン」が公開され翌年オスカー主演賞候補に。アンジーとの間に双子のノックスとヴィヴィアンが誕生。

2009年:タランティーノの監督作で主演作「イングロリアス・バスターズ」が公開。

2011年:「マネーボール」「ツリー・オブ・ライフ」公開。前者で翌年オスカー主演書候補に。

2013年:「ワールド・ウォー Z」「それでも夜は明ける」公開。後者はプランB制作で、翌年本作がオスカー作品賞を受賞し、製作者の一人として初のオスカー受賞。

2014年:アンジーと正式結婚。

2015年:プランB制作の出演作「マネー・ショート 華麗なる大逆転」公開

2016年:アンジーとの突然の破局に世界中が驚く。離婚協議へ。

2017年:「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」が配信で公開。来日PRも。

2019年:タランティーノと再コンビの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でレオと本格的初共演。続いて「アド・アストラ」も公開。

 

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シャロン・テート (マーゴット・ロビー)

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マーゴットが演じるシャロン・テートは実在の女優。「ローズマリーの赤ちゃん」で一躍時代の寵児となったロマン・ポランスキー監督の妻で、まさにこの時代を象徴する女優だった。本作ではシャロンはリックの隣人で、リックが手にいれたいすべてを持っている。

 

マーゴット・ロビーについて

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  • 本名 Margot Elise Robbie
  • 生年月日 1990年7月2日(29歳)
  • 出生地 オーストラリア クイーンズランド州 ゴールド・コースト
  • 身長 166.4 cm
  • 職業 女優、映画プロデューサー
  • ジャンル 映画
  • 活動期間 2007年-
  • 配偶者 トム・アッカーリー(2016年 - ) 

 

出演作品映画
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

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セクシーな役でした!


『スーサイド・スクワッド』

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なんと、あのハーレークィーンの役の人です!

最高でしたね!


『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』

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監督:クエンティン・タランティーノ

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高校中退後、俳優を目指す傍らレンタルビデオ屋の店員になり、膨大な数の映画を鑑賞する生活を送る。やがて脚本を書くようになり、「レザボアドッグス」を自主製作しようとしたころ、俳優ハーベイ・カイテルの目に留まり、彼の後押しもあって監督デビューを果たす。同作は、91年のサンダンス映画祭で好評を博し、その後劇場公開もされて評判となる。デビュー前に書き上げた「トゥルー・ロマンス」が93年にトニー・スコット監督の、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」が94年にオリバー・ストーン監督の手によって映画化。自身監督2作目「パルプ・フィクション」(94)にはスターがこぞって出演し、カンヌ国際映画祭でパルムドールを、アカデミー賞では脚本賞を受賞した。以降、「ジャッキー・ブラウン」(97)、「キル・ビル」2部作(03、04)と常に注目を集めるフィルムメーカーに。その後、歴史を題材にした「イングロリアス・バスターズ」(09)と「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)でもアカデミー脚本賞にノミネートされ、後者で2度目の受賞を果たした。自身の作品や盟友ロバート・ロドリゲスの監督作に俳優として出演することも多く、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(96)ではジョージ・クルーニーの弟役を演じた。

 

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はタランティーノにとって(『キル・ビル』のVol.1とVol.2を一つの作品として数えたら)9作目の作品。かねてから「長編映画を10本撮り終えたら監督を引退する」と公言していたタランティーノだが、ここにきて、もしかしたら本作が長編作品の監督としての引退作になるかもしれないという趣旨の発言もしている。作品を観れば、その発言の本気度がわかる。何故なら、本作はタランティーノが初めて映画業界そのもの、そして映画人そのものを描いた作品だからだ。「映画についての映画」を撮り続けてきた監督にとって、これほど集大成に相応しい作品はないだろう。

 

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STORY

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クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた。テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリス・ブーフ。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らすリックと、対照的にいつも自分らしさを失わないクリフだったが、2人は固い友情で結ばれていた。そんなある日、リックの暮らす家の隣に、時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してくる。今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分も俳優として再び輝くため、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意する。やがて1969年8月9日、彼らの人生を巻き込み映画史を塗り替える事件が発生する。

 

OVERVIEW

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レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット。20年以上にわたりハリウッド映画を牽引してきたスーパースターの2人が長編映画として初の共演を実現。それだけで、映画ファンにとっては奇跡と呼びたくなるくらいの大事件。しかも監督を務めるのが鬼才クェンティン・タランティーノとくれば、これはもう面白くないわけがない。まさに2019年上半期の最大の話題作の一つ、映画ファンなら絶対見逃してはならない必見作だ。

タランティーノといえば、60~70年代の映画への限りない愛、膨大なマニア的知識で知られるが、今回の映画はその集大成といえそうだ。彼が生まれ育った1969年のロサンジェルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を鮮烈に描き出す。スターシステムが終焉し、映画そのものの在り方が転換期を迎えたその時、一体何が起こったか。

物語は、50年代のTV活劇の人気スターだったが、映画業界の変化に取り残されてしまった俳優リック (ディカプリオ) と、仕事でも私生活でも彼を信頼し支えようとするスタントマンのクリフ (ピット) の友情を描く。そんな彼らを取り巻くハリウッド人種たち。マーゴット・ロビー演じる新進気鋭の女優シャロン・テート、アル・パチーノ演じる往年の敏腕エージェントら。やがてハリウッド四条最凶事件と呼ばれたマンソン・ファミリーがこの街に不気味な魔手をのばしてくる。

映画界が大きく変化した時代にオマージュを捧げたタランティーノ。スターとそれを支える人々にリスペクトを捧げたレオ & ブラピ。

そんな彼らが作り上げた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、映画を愛するファンすべてに捧げられた作品といえよう。

今年のカンヌ国際映画祭での公式上映で観客からのスタンディングオベーションが鳴り止まなかったのも納得の胸アツ映画だ。

 

CHECK !!

BIG 3 これまでのコラボは?

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レオ、ブラピ、そしてタランティーノ監督の豪華顔合わせはもちろん史上初だが、それぞれのコラボはこれまでにもある。レオと監督は「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)、ブラピと監督は「イングロリアス・バスターズ」(09)、そしてレオとブラピはマーティン・スコセッシ監督の「オーディション」(15)で共演を果たしているがこれは短編映画なので、長編映画での本格共演は今回がは初めて。

 

当時の映画への偏愛的オマージュ

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劇中に散りばめられた、当時の映画への偏愛的オマージュに注目。セルジョ・コルブッチ監督、ターザン俳優の論・エリーなどの実名が多く登場し、みなリックとコンビを組んだ設定になっている。たとえばリック主演の西部劇「ネブラスカ・ジム」はコルブッチが監督したと言う設定。しかもそこで2人はケンカ別れしたらしい。そんなバックストーリーまで作るところがいかにもタランティーノ。

 

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見た感想

物語のスピードがいつも見ている映画よりも数倍遅く、最終的なゴールもよくわかりませんでした。

あまり良い評価ではないですね。

結局、実話と異なるように最後は殺人を犯す犯人を、架空の2人、ブラピとレオでぶち殺すという。

うむ。最近見た映画の中では結構、ワーストですね。

しかも二時間半あまり映画があるという。。

マーゴット・ロビーはやっぱり美人でした。

以上。